スケートとても楽しかったよ!

投稿者: | 2020年2月6日

2月3日、酒田市立浜中小学校の三年生の皆さんがスワンスケートリンクで元気にスケートに挑戦しました。笑顔いっぱいの写真をいただきましたので皆様に紹介いたします。


スケートリンクのある酒田市の子ども達は、冬期間、大変ありがたいことに“スケート”を楽しむことができます。県内外で相次いでスケートリンクが閉鎖、減少するなかで、学校の授業にスケートリンクを解放し、さらには酒田市教育委員会の学習バスも送迎のために手配していただいています。なんと恵まれた学習環境でしょう。
今年度は、結氷作業が終わり整氷作業に入ろうとする最終段階で、あろうことか冷凍機が故障してリンクの氷が全て溶けてしまうという一大事がありました。オープンが危ぶまれる中で、酒田市、そして(株)アイスクリエイト代表、庄内スケート協会会長の富樫惣一様はじめ、関係の皆様の不眠不休の再結氷作業により、無事、オープンすることができました。リンクで写真のような笑顔が見られるのも皆様のお陰です。あらためて酒田市のご支援、そして富樫惣一様はじめ関係の皆様のご尽力に心から感謝申し上げます。
さて、〈スケートのできる街酒田〉の今年度2月上旬までのスケートリンクの利用状況をご紹介致します。
(1)団体利用
・市内小学校13小学校(22校中)、三川町小学校2校、市内幼保育園5施設、
 市内高等学校1校
・子ども会、親子レク等団体 ‥ 酒田市18、鶴岡市11、庄内町3、三川町1、
 遊佐町1、大石田町1
(2)市内小学校の学年別の利用状況
・3年(8件)、5年(14件)、5年(14件)、6年(14件)、計50件
(3)1校あたりの利用回数(3年生~6年生)
・1回:2校、 2回:1校、 3回:5校、 4回:3校、 6回:1校、 12回:1校

大変積極的に利用いただいている状況もあり嬉しく思います。
本市では学校統合が進み、バスでの通学が増えました。小学生から高校生まで、通学のために歩くという、子ども達にとって必然だった運動の機会がとても少なくなってしまったように思います。一方で、ゲーム等でディスプレイに向かう時間は益々増える状況があります。脳神経系の器官が最も発達する9才前後、いわゆるゴールデンエイジと言われる年頃の子ども達にとっては、特に遊びや運動は重要です。そして、まさにそうした年頃にバランス感覚を養い、足腰を鍛える絶好の機会をスケートは提供できるのです。友だちと一緒に運動やスポーツを楽しむ体験は、コミュニケーションの力を育む機会としても有効です。
本協会は、酒田市そして酒田市教育委員会の大いなる支援のもとに運営の費用(税金)を交付いただいて、指定管理者としてスケートリンクを開設・運営しています。小中学生の土日の利用は無料です。もちろん授業は減免となります。せっかくのすばらしい施設です。皆様におかれましては、今後益々、大いにスワンスケートリンクをご利用いたただきたくお待ちしております。もしよろしければ、リンクで遊ぶすてきな写真、紹介させてください。